# アリエクの格安プロジェクターは危ない？マルウェア事例と買う前の確認

> アリエクスプレスの格安プロジェクターにマルウェアが入っていたという報告を、研究者本人の記事とFBIの注意喚起で整理。買う前に見るAndroid搭載・Play プロテクト認定・技適と、届いた後にできること、返品と総額の考え方を説明します。

- URL: https://xxv.jp/guide/projector-malware
- 更新日: 2026-10-12

## この記事の要点

- 2026年2月、研究者が約35ドルで買ったプロジェクターに、出荷時から不正なアプリが入っていたと公表した
- その機器は自宅の回線を他人に貸し出す「住宅用プロキシ」に組み込まれていたと報告されている
- FBIは2025年6月、プロジェクターなど家庭のネット機器が犯罪に悪用されるとして注意を呼びかけた
- 買う前は、Android搭載か・Play プロテクト認定か・ネットにつながずに使えるかを見る
- Wi-FiやBluetoothを使う機器は、技適マークの有無も確かめる

## 格安プロジェクターで何が起きた？

2026年2月5日、米国の研究者 Zane St. John 氏が自身のブログで、AliExpress で約35ドルで買ったプロジェクターにマルウェアが入っていたと公表しました。自宅のWi-Fiにつないだだけで、見知らぬ宛先への通信が始まったことがきっかけです。

氏のブログに書かれている要点は次のとおりです。

| 項目 | 報告の内容 |
|---|---|
| 機器 | 「Magcubic HY300 Pro+」として売られていた1台。Android 11 を搭載。氏は、Hotack という会社が作り Magcubic などの名前で売っていると書いている |
| 気づいたきっかけ | Wi-Fiにつないで数分で、ブラウザもアプリも使っていないのに、不審な宛先への通信が記録された |
| 中身 | システム権限で動くアプリが5つ入っており、外部のサーバーから追加のプログラムを取り込んで実行できる作りだった |
| 住宅用プロキシ | 通信先の1つは住宅用プロキシ（家庭の回線を他人の通信の中継に使わせるサービス）の窓口で、氏はこの機器が自宅の回線をそのネットワークに登録していたと分析している |
| 消しにくさ | 起動時に Google の保護機能（Play プロテクトなど）を止める仕組みや、消しても再び取り込む仕組みがあり、初期化しても元に戻ると報告されている |

入っていたアプリの役割は、氏の分析では次のように分かれていました。

| アプリの役割（氏の分析） | 何をするか |
|---|---|
| 遠隔操作の入口 | 起動時に自動で動き、外部のサーバーから追加のプログラムを取り込んで実行する |
| 端末情報の送信 | 機器の情報を外部に送る |
| 広告の差し込み | 広告を出し、ほかの不正なアプリが消えないようにする |
| 更新（OTA） | 暗号化されない通信で更新を取り込み、消したアプリを入れ直す |
| アプリの導入 | 利用者に知らせずにアプリを入れる |

氏は、問題のアプリがメーカーの署名で入っていたことから、後から誰かが仕込んだのではなく、出荷時から入っていたものだと結論づけています。

ここで分かるのは「氏が調べた1台でこうだった」という事実です。同じ名前で売られている製品すべてが同じ状態かどうかは、この記事では確かめられていません。特定の商品名を選ばなければ安全、という話でもない点に注意してください。

## プロジェクター以外でも起きている？

似た手口は、プロジェクターだけでなく、ネットにつなぐ家電に広く見られています。FBI（米連邦捜査局）は2025年6月5日、家庭のネット機器が「BADBOX 2.0」というボットネット（乗っ取った機器の集まり）に使われているとして注意喚起を出しました。

FBI の発表では、対象としてテレビ向けのストリーミング端末、デジタルプロジェクター、後付けの車載情報機器、デジタルフォトフレームなどが挙げられています。乗っ取られ方は次の2つです。

- 買う前から不正なソフトが入っている
- 初期設定の途中で、不正なアプリを入れさせられる

FBI は、怪しい兆候として次の点を挙げています。

1. 公式ではないアプリストアからアプリを入れさせる
2. Google Play プロテクトの設定を無効にするよう求める
3. 無料で見放題などをうたう、ブランドの分からないストリーミング端末
4. 聞いたことのないブランドのネット機器
5. Play プロテクト認定を受けていない Android 機器
6. 説明のつかない通信がある

ただし FBI は、1つの兆候だけで悪意ある活動とは判断できないとも書いています。チェックの目安として使ってください。

## 買う前に確かめること

買う前は、「ネットにつなぐ必要がある機種か」と「Android の中身を確かめられるか」を見ます。

| 確かめること | 見るところ | 理由 |
|---|---|---|
| Android 搭載か | 商品名・説明の「Android」「スマートOS」「アプリ内蔵」 | 報告や FBI の注意喚起は、Android を積んだ機器が中心 |
| Play プロテクト認定か | 説明に「Google 認定」「Google TV」などの記載があるか、出品者に聞く | 認定の無い機器は、更新が届かない可能性があると Google は説明している |
| ネットなしで使えるか | HDMI入力の有無 | 外部の機器から映像を入れて使えば、プロジェクター本体をネットにつながずに済む |
| 技適マーク | 本体や箱の写真、説明文 | Wi-Fi・Bluetooth を使う機器は技適が必要 |
| ACアダプター | アダプターで動く機種なら、そのPSEマーク | アダプターは菱形のPSEマークの対象 |

Google によると、Play プロテクト認定を受けた機器は、Google のアプリをライセンスに基づいて入れており、Android の互換性テストに合格しています。認定の無い機器は、Android やアプリの更新が届かない可能性があり、入っている Google のアプリも正規の物ではないと説明されています。

技適の確かめ方は[技適の確認方法](/guide/giteki-check)で説明しています。経済産業省は、ACアダプターだけで動く電気製品は、基本的にACアダプターが電気用品安全法の対象（特定電気用品）になると案内しています。PSEマークの見方は[PSEマークの確かめ方](/guide/pse-check)を見てください。

明るさや解像度の数字にも注意が要ります。研究者自身も、買った機種の「8000ルーメン」という表示を「怪しい」と書いています。「4K対応」は4Kの映像を受け付けるという意味で使われることがあり、映せる画素の数とは限りません。

## 届いたら：ネットにつなぐ前にできること

届いたら、すぐ自宅のWi-Fiにつながず、使い方を決めてから設定します。

1. HDMI入力で使えるなら、まずはWi-Fiを設定せずに動作を確かめる
2. ネットにつなぐ場合は、Google Play ストアの設定から「デバイス情報」を開き、Play プロテクト認定かを確かめる（Google のヘルプに書かれている手順）
3. 「認定されていません」と出た機器は、Google のアプリや更新を当てにしない
4. 初期設定で、公式ではないストアからのアプリの導入や、Play プロテクトを無効にする操作を求められたら進めない
5. ルーターにゲスト用のネットワーク機能があれば、パソコンやスマホと分けてつなぐ方法もある
6. 説明のつかない通信や動作に気づいたら、ネットから外す

FBI は、乗っ取りの兆候がある機器は、ネットワークから外すことを検討するよう呼びかけています。研究者の報告では、初期化しても元の状態に戻るため、初期化だけで解決するとは考えないほうがよさそうです。

ネットにつなぐ家電全般の設定（パスワード・更新・使わない機能の停止）は、[防犯カメラ・スマートホーム機器の注意点](/guide/smart-home-camera)でまとめています。

## 返品・返金と、総額の考え方

不審な通信や、説明と違う仕様に気づいた場合は、注文ページから出品者に連絡し、返品・返金を申し込みます。説明と違う・壊れているといった問題があれば、開封済みでも申し込めます。

| 場面 | 見るところ |
|---|---|
| 説明と違う（明るさ・技適・Google 認定の表示など） | 証拠の写真・動画を残して申請。[返金・紛争の開き方](/guide/refund-dispute) |
| 理由なしで返したい | 「無料返品」の表示があるか。電子機器は未開封などの条件がある。[返品方法](/guide/return-how) |
| 届かない・遅い | 予定日の見方は[何日で届くか](/guide/delivery-days) |

値段を比べるときは、本体価格ではなく、クーポンを使ったあとの額に送料を足した総額で比べます。ネットにつながずに使うなら、HDMIでつなぐストリーミング端末やスクリーンの費用も足して考えます。課税価格の合計が1万円を超えると関税と消費税がかかり、自分で使う物は支払額×0.6が課税価格になる特例があります（2028年3月末で廃止。[関税の計算](/guide/customs-duty)）。使えるクーポンは[クーポンコード一覧](/)で確かめてください。

## よくある質問

### アリエクの格安プロジェクターは全部マルウェア入り？

そうとはいえません。報告されているのは、研究者が買った1台を調べた結果です。ただ FBI は、プロジェクターを含む家庭のネット機器が買う前から不正なソフト入りで出回っているとして注意を呼びかけています。Android 搭載か、Play プロテクト認定かを確かめてください。

### Play プロテクト認定はどこで確かめる？

Google のヘルプでは、Google Play ストアアプリを開き、右上のプロフィールアイコン、設定、デバイス情報の順に進むと確かめられると案内しています。Play ストアが無い機器は、認定済みデバイスのリストに載っているかで確かめます。

### 初期化すればマルウェアは消える？

研究者の報告では、起動時に不正なアプリを入れ直す仕組みがファームウェアにあり、初期化しても元の状態に戻るとされています。気になる場合は、ネットにつながずに使うか、使うのをやめて返品・返金を申し込む方法を考えてください。

### ネットにつながずに使えば大丈夫？

HDMI入力で外部の機器から映像を入れて使う場合、本体をネットにつなぐ必要はありません。報告されている通信は Wi-Fi につないだ後に起きているので、つながないことはリスクを減らす方法の1つです。

### 格安プロジェクターに技適は必要？

Wi-Fi や Bluetooth の電波を出す機器なので、日本で使うには技適が必要です。技適マークの無い無線機を使うと電波法違反になる場合があります。確かめ方は[技適の確認方法](/guide/giteki-check)で説明しています。

## 出典

- [Zane St. John「Reverse engineering Android malware with Claude Code」（2026年2月5日）](https://zanestjohn.com/blog/reing-with-claude-code)（2026年10月12日確認）
- [FBI IC3 Home Internet Connected Devices Facilitate Criminal Activity（I-060525-PSA・2025年6月5日）](https://www.ic3.gov/PSA/2025/PSA250605)（2026年10月12日確認）
- [Google Android ヘルプ Play プロテクト認定ステータスを確認、修正する](https://support.google.com/android/answer/7165974?hl=ja)（2026年10月12日確認）
- [経済産業省 電気用品名の確認](https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/procedure_01.html)（2026年10月12日確認）
- [総務省 電波利用ポータル 技適マークのQ&A](https://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/summary/qa/giteki_mark/)（2026年10月12日確認）
- [AliExpress Buyer Protection](https://www.aliexpress.com/p/buyerprotection/index.html)（2026年10月12日確認）
